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Posted by あしたさぬき.JP at

2019年11月28日

介護の合間⑭ 蒲生田岬サイクリング(その3)

阿波水軍総大将森家の墓を参拝
おいしい料理とお酒を飲んで気持ちよく寝たが、朝の天気予報では徳島南部は午後には本格的な雨とのこと。空模様は直ちに降り出すような雲行きではないが直ちに雨具が取り出せるように準備して、自動車組と分かれて出発。本日の目標は対岸の椿泊の先端にある刈又碕燈台と森甚五兵衛の墓参拝である。天候のこともありまずは燈台を目指す。


この燈台も蒲生田岬燈台と同じく回転灯でない珍しい形をした燈台。切り立った岩場を上り燈台に到着。燈台には沖の岩礁を照らす窓がついている。


燈台の下の岩礁には硬そうな岩がむき出しになりその岩の上に木がへばりついていて、波浪と風雨の激しさを物語っている。


椿泊は鳴門土佐泊を拠点とした水軍が秀吉の四国攻めに味方して、蜂須賀家正に仕える3千石の阿波水軍の拠点となった地である。その宗家森甚五兵衛村重の屋敷であった松鶴城跡は現在の椿泊小学校が立っており、その石垣が当時の面影を留めている。


近くに歴代の森甚五兵衛の墓が祀られているが、蜂須賀家からあまり立派なのでクレームがついたとのいわれがある。2代村春、4代村重の墓。


ちょうど雨が降り始めたので初代本村の墓にはお参りできず、急いで雨合羽を付けて走り出した。
椿泊の古い町並みは東西やく2kmがやっと車1台が通れるような路地。大型車は町の手前で駐車して軽自動車に乗り換えないと入れない。雨がパラパラして路面がぬれた状態での街の風景。屋根のひさしが道路上に覆いかぶさり路面が濡れていない。


途中で昨日入ったかもだ岬温泉が海の向こうに眺められた。


合羽を着て走り出すと青空が見えてきた。とは言えいつ雨に会うかもしれないので、列車の便が多い阿南駅を目指して昼食抜きで一気に帰路につく。運よく列車の便もよく徳島駅に14時前に到着して駅ビルのレストランでゆっくりと昼食をとる。
以後帰宅するまで雨に合わずに無事計画とおり走破できた。また、翌日からは今年一番の寒波が襲い本格的な冬到来となったことを思えばハッピーエンドのサイクリングであった。

  

Posted by さぬき男介護友の会 at 20:00Comments(0)

2019年11月28日

介護の合間⑬ 蒲生田岬サイクリング(その2)

伊勢海老料理に超満足
風が冷たく感じる海沿いを少し走って蒲生田岬燈台ふもとに到着。今回のサイクリング計画を知らせたら、おいしい魚に釣られて東京から参加した2人組とハートをイメージした石のパワースポットの前で合流した。


燈台は少し小高い丘の先端に立っている。


厳しい直登の階段を上り燈台にたどり着く。蒲生田岬燈台は初めて見る形態をしていて燈台とは思えない。博学者がいてこの燈台は沖の岩礁を照らすための燈台という。そういえば沖に波立っている岩礁が目に入る。



これで、四国の東西南北最先端を制覇した。雲の合間から光が漏れて海面が黄金色に輝いている(残念ながらうまく写っていない)。記念の一瞬である。


足元の岸壁には黄色の可愛い花が厳しい風雨にさらされる中地面にへばりつくように咲いている。


亜熱帯植物のシオギクという。


宿に帰り釣りをする予定であった時間を二人組の自動車で近くのかもだ岬温泉でゆっくり過ごす。


本日は11月26日(いい風呂の日)で入浴料は半額。立派な施設が整備されているが、ここまで入浴に来るのは大変。のんびりと疲れて冷えた体を癒してくれた。非常にゆっくりとした時間を過ごして宿に帰ったがこれでも急いで準備してもらう夕食の時間まで待てない。いけすから持ち帰った伊勢海老を見ながらビールで乾いたのどを潤す。


やっと夕食のテーブルに着く。テーブルには海の幸がずらりと並ぶ。一皿目が伊勢海老のお造り、あこう、石鯛とほら貝のさしみ、ほら貝の刺身は噛み切れないほどの硬さでした。


二皿目が伊勢えびのお造りとイサギとグレのさしみ、3皿目に真鯛の料理。3枚全部撮ったつもりだが今回も失敗?その後伊勢海老の焼き物が出た時に全員で乾杯!全員大満足の魚料理でした。


翌朝には伊勢海老の味噌汁と一夜干しのカマス、特産のひじきと地元産のご飯で久々のお替りをしました。


以下次号へ続く。
  

Posted by さぬき男介護友の会 at 19:46Comments(0)

2019年11月28日

介護の合間 蒲生田岬サイクリング(その1)

60年ぶりの訪問
9月に四国最西端の佐多岬サイクリングを終了して、次回は最東端を走ろうとなった。最東端はどこだろうと調べると蒲生田岬であった。近くの椿泊、阿部は何度か出かけたが岬まで出かけることはなかった。まずはおいしい魚を食べさせてくれる民宿の探索。椿泊以外に蒲生田岬近くにあった。その名も民宿あたらしや(数年前から始めたらしい)。
早速電話して営業の確認を取り予約するが、休日はすべて予約済み。平日なら大丈夫ということで天候を見ながらの予約となる。
次は、走行ルート設定。私の叔母が生前阿部に住んでいた。この地域は昔陸の孤島と言われて海路がメインルートであった。叔母の葬儀に車で走った経験があり、由岐、阿部、伊座利ルートは海を眺められて最高と考えて、詳細検討に入ったが厳しい高低差を走破することとなり破棄。検討を加えているうちに父の転勤で私が小学生時代を過ごした阿波中島駅下車のルートを探し出した。目まぐるしく天気予報の変わる晩秋で何とか2日の晴れ間を見つけて、妻のショートステイも確保できて出発する。懐かしい駅舎(再建)の前で記念撮影。


当時10人ほど職員がいた駅長をしていて駅舎の隣の官舎に住んでいたが、現在は跡地に新しい住宅が建設されていた。


5年間通った小学校前を通過。校舎も近代的な校舎に建て替えられていた。


駅舎にトイレがなく道の駅公方の郷なかがわに立ち寄る。産直の新鮮な野菜などがあるが、サイクリングでは無理。


阿南道路に入り広幅の歩道で那賀川を渡る。左が那賀川河口、右が桑野川で中州に辰巳工業団地が出来ている。


歩道を快適に南下して、長い橘トンネルを抜けて国道55号現道に接続する。少し走っていよいよ県道の山道に入る。トンネルを抜けて椿町に入った場所に時期遅れのコスモス畑が迎えてくれた。地域の取り組みによりあちこちでコスモス畑が歓迎してくれた。


11時過ぎで少し時間が早いが川口屋食堂で昼食休憩。昼間はやっていないようだが、電話でお願いして特別に開店してもらう。おいしい刺身定食を準備していただいて、写真を撮ったはずが失敗?
食後、ほぼ計画通りの時刻で蒲生田岬に向かう。いくつかの小さな峠を越えながら蒲生田の海岸にたどり着く。


少し時間があるので漁師町の波止で釣りを予定していたが、漁港は見当たらず風が強く海は波立っている。寒くて釣りの環境ではない。


近くに廃校の小学校が建っていた。


学校の裏の民宿に到着し手荷物を降ろして直ちに燈台に出発。


以下次号。
  

Posted by さぬき男介護友の会 at 14:52Comments(0)