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Posted by あしたさぬき.JP at

2018年10月24日

介護の合間 執念の石鎚山サイクリングその5

西条うちぬき名水巡り
夕食まで少し時間ができたので西条市内見物に出よう。当初計画では明日西条市内を見物して新居浜まで足を延ばし新居浜駅から帰ることにしていた。出発直前妻に異常が見つかり明日は早朝帰宅して病院に診察に出かけることにしたために、余裕時間を有効活用することにした。水の都西条と言われるので西条うちぬき名水巡りをすることにした。温泉の受付女性から近くのうちぬき公園の地図をもらう。圃場整備の終わった広々した田園の一角にそれはあった。井戸を掘りぬくと地下水が自噴する。ただそれだけだが地下を浸透した水は冷たくて飲料水の水質基準は満たしている。殺菌などの措置を行っていないため直接の飲料はしないよう注意書きが書かれている。地元の人は大きなペットボトルを持参して水汲みをしている。


少し走って市街地の名水サイクリングコースに入る。西条市総合文化センターの横を流れるうちぬき川。澄み切った水が静かに流れる中にこの地でとれる石を配した水舞台。


眺めていると気持ちが落ち着き癒される風景。
この流れに沿って遊歩道が整備されており自転車を進める。


蛍が生息する川原を民家沿いに下るとここにもうちぬき水が流れ込んでいる。


川底に生える水草のゆ~らゆ~ら流れにゆだねているのどかな風景を見ながらもう少し下ると川幅が広くなり水中に魚の姿が見られるようになる。川岸の遊歩道も川幅の広がった川面の上に木橋が連続する。


途中立派な水くみ場が整備されており、市民が大きなペットボトルを持参して水くみに来ている。


市街地中心部の近隣にこのようなうちぬきの清水を流す水路が流れている西条市ののどかな風景を見て住むにはいい町だなとまた住んでいる市民は穏やかな人情深い人たちが育ちそうな感想をもって水巡りを終えた。


  

Posted by さぬき男介護友の会 at 23:56Comments(0)

2018年10月22日

介護の合間 執念の石鎚山サイクリングその4

暴走族の山下り
旧194号寒風山トンネル入口の交差点にカフェが開店しており、あったかいコーヒーを飲みながら持参のおにぎり弁当を食す。店員の話では旧トンネルを抜けて西条に下るのは昨日バイクで走った感じでは、台風24、25号で路面が川のようになって石ころも落ちていて危険とのこと。事前の西条市の道路建設課の話と一致した。むしろ高知側に下りて新寒風山トンネルを抜けるほうが安全とのこと。高知市から4人組のライダーと雑談したが特に異論はなかった。昼食を終えて標高1,116mから勇躍下山。高知側の旧国道初めは2車線で立派と思ったらすぐに1車線の山道。風雨で落下した葉っぱが路側に堆積している。カーブで踏みつけてスリップして転倒しないよう、またブレーキ掛け過ぎのトラブルを発生しないよう細心の注意を払いながら途中まで下ると自動車の渋滞に入る。事故でも起こしているのかと最先端まで進むと工事で14時まで通行止め。なんじゃこれ!カフェでは何の情報もなかった。何やっとんだ!と言っても仕方ない交通整理員に食って掛かる。何回か怒鳴っているうちに効果があったのか通行止め解除。路面の崩落個所の応急復旧工事であった。何とか国道194号の交差点に到達して新寒風山トンネルに向かう。トンネル延長5,432m、入口標高720m、出口標高差203mで勾配3.5%の下り。自転車の照明など入念に点検していざ突入。


トンネル内での大型トラックの轟音に肝を冷やし、後ろから追い抜かれるとその風圧でも肝を冷やす。なるべく早く抜けようとほとんどブレーキを掛けずに走行したので、待避所の明かるいヶ所でスピードメーターを確認すると34km/h。コンクリート路面は傷んでいないが、路側の落下物を踏んで転倒しないようなるべく車道の中央寄りを走行。後ろから抜かれるときが最も怖かった。トンネルを無事に抜けて一息ついて走り出したがまた一難。縦断勾配7、8%の区間が連続する。連続してブレーキを掛けすぎないようにとブレーキを緩めると43km/h。後で最高速度を調べると53km/hを記録し、私の最速記録を更新していた。所々路面に穴ぼこが開いており、ハマったらパンクか車輪を取られて転倒の大惨事になりそうな危険な個所が所々出てきたが無事うまく回避できた。国道は加茂川の支川沿いに走っているが台風25号一過とは言え澄み切った清流が急流で下っていた。


この清流も加茂川本線と合流する地点からは黒瀬ダムで貯留された濁った水と混ざり従来の加茂川の清流とは程遠かったのが残念であった。
市街地が近くなり川幅が広く砂がついているヶ所にぼんぼりがついている。何事かと眺めていると西条の芋炊きの河川敷。堤防沿いに立派に整備されたトイレがあることがこれで理解できた。


もう少し下ると西条祭りのクライマックスのだんじりの川入りのヶ所。洪水で荒らされた河床を間もなく始まる秋祭りのため整備に忙しそう。
国道11号に到達して近くの今夜の宿「湯之谷温泉」に到着。思っていた以上に早く着き14時40分。トンネル入口から西条市街地に下りて温泉宿までの距離23km標高差716mを約1時間で下ってきた。災害復興支援がなければ高松までその日に帰るところだが、支援の特典を受けるためにのんびり宿泊。
宿は15年ほど前に歩き遍路をしているときに宿泊したことがあったが、近代的な建物にリニューアルしていた。サイクリスト応援のゲストハウスしか空きがなく、今治でのゲストハウスに次いで2度目の利用。相部屋となるが幸運にも一人で使用。新しく設備は満点。ゲストハウスは宿泊の用具パジャマも含めてすべて持参となっていたが、すべて有料でレンタル可能。


グループで走るときは安いこともあり最適な環境。みんなで雑談できるスペースがないと思ったら食事もできる談話室がある。


この日はたまたま台湾?のお遍路女性陣が朝食に利用していた。
温泉は全国でも有名な道後温泉と県内で肩を並べる古い湯だとか。新しくなって昔の面影はなくなっていたがかけ流しの湯で激走の疲れを癒してくれるには十分な温泉であった。温泉の後はおいしい料理と冷えたビール。


西条市にはアサヒビール工場がある。鮮度の高いビールはおいしい。宿についたのは14時40分。荷物を整理してビール工場に電話を入れて工場見学と試飲を申し込んだが、最終見学時間は15時で終了。宿に寄らず直通で行けば間に合っていたかも残念!





  

Posted by さぬき男介護友の会 at 22:48Comments(1)

2018年10月21日

介護の合間 執念の石鎚山サイクリングその3

UFOラインの走行
少し走ると垂れ込める雲の下の南斜面を這うようにして走るUFOラインがかろうじて見える。天気が良ければ四国山脈の山々の頂が背比べでもしているように見えるのだが残念!


足元を見ると岩肌が300mくらい下の谷底から切り立っている。それが実感できるよう何枚か写真を撮ってみたが、私の腕ではこれが精いっぱい。この迫力は現地でなければだめだ。それともドローン空撮か。



もう少し走ると霧も少し収まり西黒森からの連山が顔を見せる。


西黒森を超えたところに吉野川源流碑が立っている。源流の水源はこの碑より少し下った地点にあるそうだ。源流の水を飲みたかったが遅れている時間が気になり断念する。


若干のアップダウンはあるものの30km/hを限度にして下る。路側で2、3人がスケッチ、撮影をしている所を通過する。何事かと自転車を止めて振り返ると紅葉した樹木に囲まれて巨岩が今にも落ちそうな格好で張り出している。これも位置を変えて何枚も取り直したが迫力不足。



12時になってもう少し走れば屋根のついた展望所があったはずと昼食場所を探しながら快適な走行。自念子の頭から望む東黒森、伊予富士にかけては斜面がクマザサに覆われて非常に爽快な景色。この景色の感動を味わいながらペダルをこぐ足にも力が入る。


南の方向を望めば深い渓谷の向こうに四国中央の山々が連続して立ち並ぶ。


展望所で昼食をと思っているうちに通り過ぎてUFOライン終点に近くなり寒風山、笹ヶ峰?が見えてきた。


ここから少し上りがあり旧194号寒風山トンネル坑口に当初の予定時刻12時40分に到着した。


  

Posted by さぬき男介護友の会 at 13:25Comments(1)

2018年10月17日

毎日新聞に掲載されました!!

みなさん、こんにちはアップ

第2回ケアメン四国IN高松の開催まで、あと3日になりました(^o^)/

最近、ラジオやテレビなどでも、さぬき男介護友の会について取り上げて頂いたのですが、観て頂けましたでしょうか??

ケアメン四国IN高松が近付いているなと実感する今日この頃です。

さぬき男介護友の会 森会長がインタビューを受けたものが、昨日の毎日新聞に掲載されました☆☆☆

                 こちら ⇓ ⇓ ⇓





       第2回ケアメン四国IN高松 ~仲間がいれば介護もやってゆける!!~





                   事前申し込みが必要です!!


                皆様のご参加をお待ちしております☆☆☆


  

Posted by さぬき男介護友の会 at 16:52Comments(0)活動状況

2018年10月13日

多度津町 おしどり会との交流会

今日は多度津町で活動している介護者同士の集まり『おしどり会』との交流会に出かけました。

心配していた天候も回復し、絶好のお出かけ日和太陽となりました!!
車中は、昨日西日本放送で放送された『ケアメンカフェ』の話やお互いの近況で盛り上がりました。

10時からいよいよ『おしどり会』との交流会
『おしどり会』は平成20年に立ち上がった介護者の会で、当初は男性だけで活動していましたが、現在は男女合わせて会員は20名。
勉強会や座談会、気分転換のために外出したりと2か月に1回、精力的な活動をしています。今回の交流会にもたくさんの方が来てくださっていました。

お互い初めて顔を会わすため、リラックスの為に『あんたがたどこさゲーム』をしてリラックス!!
あんたがたどこさゲーム


あっという間に皆さん笑顔になり、座談会に突入しました。ニコニコ


お互いの介護状況に一喜一憂。頷きながら「同じやわ。」「大変やなぁ。」「こんな時は、どうだったんですか?」「今後の為に、どのような症状があったか教えてほしい。」などなど、同じ介護を経験している者同士、お互いを尊重しながら話をし、気が付くとあっという間の2時間でした。



帰りには『おしどり会』の皆さんと一緒に、多度津さくら会さんが運営している ふれあいの家『うみか(就労継続支援B型)』でお食事をしました。カレーライス



帰りの車中も大盛り上がりで、介護の話だけでなく、これからの日本の社会保障や年金制度などについても熱く語らいました。ワーイ

半日の行程でしたが、『ドライブ』、『仲間との交流』、『美味しい食事』、『熱い語らい』と実り多い時間を過ごしました。スマイル


  

Posted by さぬき男介護友の会 at 11:14Comments(0)活動状況

2018年10月12日

介護の合間 執念の石鎚山サイクリングその2

最難関瓶ケ森スカイライン
早朝の窓の外は真っ白。広場に駐車している自動車がかろうじて確認できる程度。今日はいい天気だと確認して二度寝。朝食後握り飯のお弁当とお茶、冷たいペットボトルを購入して宿を出発。


予想通り雲海の上のすがすがしい天気。宿の前の道を気分よく下っていくと駐車場で行き止まり。なんだこれは!早速道を間違える。短距離で間違いに気づきこれもラッキーと言うか?近くの石鎚神社土小屋遥拝殿で本日の無事をお祈りする。


石鎚スカイラインの終点土小屋の亭主に瓶ケ森スカイラインの道順を確かめて出発。わが家の近くの路面より立派なスーパー林道に感心しながら想定とは違うわずかな上り道を走り始める。


下り道に入るとすぐ30km/hほどのスピードが出る。岩黒山の北斜面を下り最初の登坂(高低差92m)に入る。何度かの休憩をしながら無事通過。伊吹山の斜面に入り本格的な登坂(高低差285m)が瓶ケ森の駐車場まで約4.3km続く。標高1400mを超える高所では足の疲れより息苦しさがきつい。よさこい峠を越えて四国山脈南斜面に入る。


子持権現山、瓶ケ森、西黒森の雄姿を雲海の上に遠望する。


いよいよ本日の最難関区間。つづら坂の角ごとに休憩を取り予定時間を大幅超過しながら少しずつ進む。瓶ケ森のクマザサの斜面が近づいてきたが標高差はまだまだありつづら坂が続く。


何度も休憩を取りあくせく上り、最後には上ってくる軽自動車を止めて自転車を搬送してもらうよう交渉したが少し小型で交渉成立せず。残る力を振り絞り上ったところで前の写真撮影地点と巨岩の頭をした子持権現山が見下ろせた。最高地点(標高1691m)もまじか。


この辺りまで上ってくると植生ががらりと変わり一面のクマザサが瓶ケ森の山頂まで続く。


やっとの思いで展望台にたどり着き霧に覆われ始めた瓶ケ森をバックに記念撮影。


天気が良ければ案内板の後方には石鎚山がそびえているはずだが雲に覆われて姿は見えず。なだらかなクマザサに覆われた瓶ケ森の北斜面はそそり立つ岩場の激しい顔。もみじが色よく紅葉していた。


車で休憩していた八幡浜から来た男性の話を聞くと山中で2泊。ドローンでの空撮が趣味で今回はいい写真が撮れたとご満悦。この地での休憩時間を節減して当初計画より30分遅れで出発。



  

Posted by さぬき男介護友の会 at 23:00Comments(0)

2018年10月11日

介護の合間 執念の石鎚山サイクリングその1

石鎚山頂を拝む
今年の7月22、23日の1泊2日のサイクリングを半年前から練りに練って企画していた。厳しい登坂があることから屋島ドライブウエーを上る訓練とか新しい自転車を買い替えたりとあらゆる努力をしてきた。しかし、直前になって西日本豪雨で中止せざるを得なくなり、このブログでも紹介した雲辺寺サイクリングに変更した。災害キャンセルによる観光業界の打撃を助成する事業があることを9月下旬に知り、急遽計画を復活することにしたが、サイクリング仲間すべて予定が入っていて単独行動となった。結果、奇跡的と思うほどのタイミングで霧の中から石鎚山の雄姿を見ることができた。


10月8日(月)3連休の最終日に高松を出発。石鎚スカイラインを上るバスは、土、日、祭日しか運航していないので混雑を避けて最終日の最終便に乗車。その時間に合わせた高松駅からの特急いしづち5号は車椅子スペースのついた最新の列車で、輪行自転車置き場探しの苦労なくラッキーの第1号!


松山駅から久万高原行きのバスに乗車。ここでも運転手が座席を2席折りたたんでスペースを確保するほか固定用のロープを準備して手伝ってくれる好意でラッキー2!
久万高原から土小屋までのバスには乗客二人。一人は途中の面河集落で下車したので完全に貸し切り状態。運転手と話をしていると大洲在住で先日の豪雨で床下まで被災したとのこと。復興助成の旅が現実味を帯びたひとときであった。2日前に台風25号が日本海沖を通過してこのサイクリングの出発も一時危うんだが、バスからの眼下に見える面河渓谷の澄んだ水の素晴らしかったこと。ラッキー3!写真にとるタイミングはなかったが瞼に焼き付けた。道中車窓から石鎚山頂がちらりと見えたが、終点の土小屋に近づくにつれて霧が出てきた。3連休の最終日天候もよく土小屋の駐車場は満杯で至るところの路上駐車で大混雑。今晩の宿国民宿舎「石鎚」に到着して自転車と荷物を預ける。
霧が出て視界が悪く受付の女性の頼りない受け答えも気にせず、少し時間があったので何とか石鎚山の姿と拝もうと登山道を上る。




1kmほど登ると石鎚山の案内板がある。


これを記念にして帰ろうとも思ったが、せっかくだからもう少し頑張って見晴らしの良い尾根まで頑張ろう。この念力が通じたのか第1ベンチに到着の時に霧が晴れて石鎚山頂が姿を見せる。ラッキー4!逆光の中かろうじて石鎚山をバックに記念撮影。


登頂して疲れて下山するグループに交じって下山。宿舎では各地からの登山客で満員。高い山のお風呂で暖まり(外気温12度)今日のラッキーを祝して乾杯。


  

Posted by さぬき男介護友の会 at 00:32Comments(0)