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Posted by あしたさぬき.JP at

2020年11月22日

介護施設の面会緩和

感染対策と両立課題
10月15日の厚労省のコロナ禍における規制緩和の通知を受けて、介護施設も重い腰を上げて少しずつ緩和が進み始めていた。しかし、最近の「第3波」と言われる感染拡大を受けて、施設側の規制緩和意欲は急速にしぼんでしまいそうだ。感染拡大防止に異論をはさむつもりはないが、面会できなく症状の悪化を懸念する家族の思いを少しでも緩和できるきめ細かな対応が望まれる。

  

Posted by さぬき男介護友の会 at 23:38Comments(0)

2020年11月16日

介護の合間 国宝松江城巡り

国宝となった松江城
10月31日(土)全国男性介護者ネットワーク第7回山陰ブロック交流会に参加のため米子市を訪れた。会議の状況は認知症家族の会鳥取県支部代表の吉野さんがFacebookに投稿して、このブログにもシェアしたので割愛する。せっかくの米子訪問に皆生温泉でゆっくりとおいしいカニを食べるつもりが、GOTOトラベルで軒並み満員。米子駅前のホテルでカニ尽くしの料理を堪能して留飲を下げた。
 翌日は、吉野さん夫妻の案内で米子市の認知症活動拠点となっているわだや小路を訪ねた。米子の古い町並みの残る旧市街地の中で、旧家をうまく活用して、皆さんが集まれる場としてのオレンジカフェのほかに宿泊も可能な部屋も用意している。機動力を発揮できる活動拠点として整備されていたのには感心した。
 車で約30分で松江城に到着。昼食の出雲そば屋に車を駐車して、内濠沿いを松江城の大手前に向かう。




松江城は関ケ原の戦いの後、出雲・隠岐の領国を拝領した堀尾義晴が築いたもので、現存する12天守の中で広さで2番目、高さで3番目の規模を誇る国宝の城です。明治初頭、多くの城が取り壊される中、取り壊しを免れ市民の手で守られてきました。
松江城の国宝指定は旧法国宝保存法により国宝に指定されていましたが、戦後文化財保護法の施行に伴い重要文化財に変更されました(高知城も同様)。その後国宝指定の陳情を繰り返し、学術研究成果も評価されて平成27年国宝に再指定されました。確かに真新しい石碑です。


この時に慶長16年(1611年)の文字が記載された2枚の祈祷札が松江城二の丸にある松江神社で発見されて、この祈祷札の釘穴とぴたりと合った天守の柱を探し出したという奇跡的な出来事があったようです。
天守は4層5階地下1階で、最上階の5階は壁のない望楼型天守となっている。
天守の屋根にそびえる鯱は木造銅板貼りで現存12天守の中で最大のものです。
天守の外壁は姫路城のような白い漆喰塗は少なく、大部分は黒く厚い下見板張りで覆われている。




この天守構造の特徴は2階分の通し柱を各階に相互かつ均一に配した「互入通し柱」で上階からの荷重を分散して高層化したことである。
柱には各階ごとに柱の割れ隠しと補強効果も兼ねた包板が施されている。



5階の最上階まで上ると「天狗の間」と名付けられた四方すべてを眺められる壁のない構造となっており、眼下に宍道湖と松江の町並みが見下ろせる。




ここで案内していただいた吉野さんのスマホで記念写真。吉野さんには天守に登るために上履きと靴下、コロナ対策にビニールの手袋まで準備いただいた。




天守を降りて内濠沿いを歩いていると、堀川に遊覧船が進んで
くる。堀川にかかる橋の下をくぐるときには、屋根が可動式になって低くなる構造になっていると聞く。


内濠に沿った武家屋敷跡の近くの蕎麦屋さんでおいしい出雲そばをいただく。
食後は雰囲気のいい喫茶店に場所を移して、看護師の奥さんから介護の手ほどきを受ける。男性介護者の思い込みによるいい加減な介護が少しずつ紐解けてきた気がした。2日間吉野夫妻には大変世話になった有意義な山陰旅行であった。


  

Posted by さぬき男介護友の会 at 16:24Comments(0)

2020年11月06日

11月5日ケアメンカフェ開催!!

日に日に秋の深まりを感じます。紅葉
皆様お変わりございませんか?

11月5日(木)に、毎月恒例のケアメンカフェをオンラインで開催しましたコーヒー
今回のテーマは、『もしもの財産管理 任意後見』について、行政書士の阿野様が講師でお話し頂きました。


財産にはどのようなものがあるか?財産管理ができなくなるとはどのような状況か?分かりやすく説明して下さいました。
また、認知症と分かれば、銀行口座が凍結する場合があることや、遺言書はどのように書き残したら良いか?、法定後見と任意後見の違いについても説明を受けました。


一人ひとり生活状況が違うので、自分の財産を守り、介護者の負担にならないようにするためにはどうしたら良いか?
まずは、自分の財産を把握し、お金の流れを知っておくことが大切だと、考える機会となりました☆★

来月(12月)は、高松市の感染状況に応じて、集合してのケアメンカフェ開催も検討中です。
12月3日(木)10:30~12:30
『家庭で起こりうる高齢者の緊急対応』について高松市立みんなの病院の救急看護認定看護師によるお話になります。
ご興味のある方のご参加をお待ちしております★

【お問い合わせ先】ヨハネの里老人介護支援センター
さぬき男介護友の会事務局 TEL:087-802-3126   

Posted by さぬき男介護友の会 at 12:21Comments(0)ケアメンカフェ

2020年11月02日

全国男性介護者ネットワーク第7回山陰ブロック交流会

吉野 立さんのFacebookからシェア
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今日から11月、昨日10月31日(土)に全国男性介護者ネットワーク第7回山陰ブロック交流会、認知症の人と家族の会鳥取県支部創立35周年記念、キリン福祉財団助成:映画人生フルーツをみて、介護・看取りについて語る会を、米子市の米子コンベンションセンター小ホールで開催しました。秋晴れの良い天気に恵まれた良い日でした。
最近また鳥取県西部圏域で新型コロナウイルス感染者が出たこともあり、手指アルコール消毒、体温測定、マスク着用、会場内の使用椅子表示などを強化して開催しました。
映画人生フルーツは、私はもう5回もみている大好きなドキュメンタリー映画です。なかなか同じようには難しいですが、自分自身の人生の終わり方の在り方として、「自分もこうありたい」と思っているのです。
映画観賞に続いて、米子市のオレンジカフェわだや小路を運営する亀尾栄司さんと若年認知症で車椅子生活になった妻通子さんのプロジェクト「福祉車両を購入して若年認知症の通子さんをオレンジカフェへ通わせたい」への支援=クラウドファンディングの訴えを亀尾栄司さんと吉野靖子(米子市認知症地域支援推進員)が行いました。
続いて、休憩をはさみ「男性介護者リレートーク」を行い、香川県高松市から来てくださった、全国男性介護者ネットワーク代表の森寛昭さんが映画の感想と若年認知症の妻を在宅で介護されていることを話されました。「介護する人もされる人どちらも健康でないといけない」、「介護する人自身の楽しみを持つこと」が必要であり、介護することで人生への考えが変わり、日々の介護の中での小さな歓びが生き甲斐になって来ていること、家族構成の変化の中で、これからますます老老世帯、ひとり世帯が増え、男性介護者も増加して行くので地域の中で支える仕組みが必要だと述べられました。
トークに二番手は、米子市の小原悟さんです。小原さんは、施設入所のお母さんを毎日通って口腔ケア、食事介助、リハビリなどして来ましたが、新型コロナウイルス感染対策で面会が禁止となったために、母親の認知症や身体レベルの低下を心配して、施設を退所し二人でアパート暮らしをし始めました。自分で介護の勉強もし介護士の資格もとった小原さんですが、二人でのアパート生活に慣れるためにひとりで全てをこなそうと頑張っていると、自分自身が夜寝れなくなったり、朝起きれなくなるなどの“介護うつ”状態になったこと、そうした体験から、ひとりで頑張らないこと、同じように介護する者同士が交流出来る場=つどいが身近なところにあることの必要性を述べ、自分自身の思いをよく理解してくれる介護保険サービス事業者を見つけることで心にゆとりが生まれ介護うつから脱却出来たことを話しました。
最後のトークは、大山町の松本輝美さんです。松本さんは、65歳の時に若年認知症と診断された奥様を7年間介護して来ましたが、今年の春に在宅での看取りをされました。
松本さんは、男性介護者ネット鳥取県の男性介護者のつどいへ参加して、奥様の介護についていつも真剣に話され悩みを相談されて来ました。奥様が入院され、食べれなくなり、医師からは胃瘻を勧められ、ケアマネや子どもたちからは施設入所のを勧められましたが、ご自分の思いから在宅を選ばれて退院して入浴など在宅サービス、医師の往診、訪問看護などを使いながら家での看取りをされました。
奥様の介護を通じて、地域の方々から「頑張れよ」などと励まされた。自分自身人の親切なんか思うような生き方をして来ていなかったが、妻の介護を通して、関わってくれた人達に感謝の気持ちを持つようになったと話されました。
こうした3名の男性介護者の話を聴いて、会場からに質問や意見もあり、映画とあわせて内容の濃いい良い会となりました。
参加されていた専門職の方の「男性介護者の本音が聴かれてよかった」という声や、「映画の津端さんのようにはとてもできないが、少しでも自分の思いを活かした終末期を過ごしたいと思った」など参加者からの声をお聴きし、私自身もコロナ禍の中だからこそ、こうした形で実施して良かったと思いました。
月が改まった今日は、わざわざ高松市から来て下さった森さんと一緒に松江城へ出かけました。靖子さんも一緒です。
国宝になってからの松江城は観光客も多いので、新型コロナウイルス感染対策を一層強め、お城の中では、持参の履物、階段の手摺りなどを持つので両手にビニール手袋を持参しました。お城の方も、マスク着用、サーモ体温測定、入場者氏名記載、手指消毒を行なっていました。
八雲庵での蕎麦昼食、珈琲館での珈琲など松江市での半日を楽しみました。
若年認知症の通子さんを福祉車両購入でオレンジカフェに通わせたいプロジェクトへ協力をお願いします。
クラウドファンディングで協力のお願い
認知症の人と家族の会 鳥取県支部 オレンジカフェわだや小路
福祉車両を購入し若年認知症の通子さんをオレンジカフェへ通わせたい
▼プロジェクトの内容
これまでわだや小路を通じて6年間、多くの認知症の人と介護家族のみなさん、地域の方々へ笑顔と元気を与え、大きな支えとなってくれた通子さんと栄司さんに福祉車両購入の1/2をみんなで補填し、通子さんがこれからもわだや小路へ安心して通えるようにしたいと考えています。ご支援をよろしくお願いいたします。
【プロジェクト終了要項】
運営期間 2020年11月30日
運営場所 鳥取県米子市錦町235
運営主体 認知症の人と家族の会鳥取県支部
運営内容詳細 所属する亀尾栄司の介護家族の車いす対応福祉車両購入
購入物:トヨタ自動車福祉車両ルーミー














認知症の人と家族の会鳥取県支部代表の吉野 立さんのFacebookからシェアしました。何とか苦労してアップすることが出来ました。コロナ禍の中で非常に注意を払って開催されていることに感心しました。鳥取支部の皆さん大変ご苦労様でした。

  


Posted by さぬき男介護友の会 at 13:28Comments(0)