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Posted by あしたさぬき.JP at

2019年09月22日

介護の合間 佐田岬サイクリング(その3)

佐田岬灯台
いろいろ検討の末、ここまでくれば佐田岬灯台を見ないと帰れない。帰りの三崎港からは八幡浜駅前までは特急バスを利用することにして燈台に向かう計画になった。



まずは前日、三崎港から宿のマイクロバスで自転車もろとも送迎を受ける。健脚の一人は約10km標高165mの峠越えで宿まで走行する。三崎漁港にある民宿大岩は集落で際立った6階建ての建物。



到着後、直ちに5階の浴室で夕日に映える宇和海の海原を眺めながら昼間の汗と疲れを流した。これだけでも此処まで来た甲斐があるというもの。入浴の汗もひかぬ間に、待ちに待った夕食会場へ急ぐ。まず目に入ったものは、大きな伊勢えびのお造りとウニ。


明日の検討を祈ってまずはビールで乾杯。運動して入浴後のビールのおいしいこと!あっという間にお替り。


前の海で獲れた魚のオンパレード。伊勢海老の鍋に到達するまでに満腹になり、かろうじて鍋に手を付けた感じで大満足の夕食であった。通常、部屋に帰り飲み直すのだが今回は直ちに就眠。
翌朝、風は少し強そうではあったが快晴。アジの干物と昨夜の伊勢えびの味噌汁がついた朝食もぺろりと食べていざ出発。


女将より走りやすい迂回ルートを教わり走り出すも、足が動かず何度もの休憩。標高差100mほど5kmの道のりを1時間かけて燈台の駐車場に到着。ここからの眺めは絶景。


対岸の佐賀関半島が目前で狭い海峡の汐の流れで海面が泡立っている。その近くに地元の漁船が群がっている。向こう岸の魚はブランドの関サバ、関アジ。こちらの魚は三崎サバ、三崎アジ?でおいしくて安い!ここからは遊歩道で燈台まで約2km歩く。


樹木に覆われた遊歩道は管理が行き届いて歩きやすい。まず海辺まで下る。


ここではまだ燈台は見えてこない。ひと山越えた先端にあるだが、海岸沿いは波に洗われて切り立っており、ひと山越えなければならない。


私は後の走行を考えてここで中断。そこには防空壕と電動車椅子のおばちゃん2人がいた。


電動車いすで駐車場近くの住宅からボランティアで遊歩道の清掃作業。帰路に自宅の前でお孫さんと戯れている前を通過した時手を振って挨拶してくれた。
若手の健脚二人は燈台まで頑張る。その時の写真を添付する。素晴らしい映像にもう少し頑張ればよかったと後悔した。


向かいの佐賀関に対峙して青い海に出っ張った先端に凛とそびえる白い灯台。見たかったな~。
もう一つ海峡を通過する敵船に砲弾を浴びせる大砲。時代を感じさせられる遺物が残っていた。


予定を大幅にオーバーして燈台駐車場を出発して教えてもらった近道で快適に宿に帰還。当初はここから標高165mの峠を越えて三崎港までサイクルしてバスに乗るつもりであったが、全員三崎港まで宿の大将の送車で帰ることで意見一致。少し早い昼食を急遽注文すると、女将がなにも準備していないと言いながら絶品の海鮮丼。今回も完食できなかったのが心残り。


大大満足の民宿大岩を後にして三崎港のバス乗り場へ。絶妙のタイミングに到着したが、事前に聞いていた小型乗り合いバス。2台はそのままの状態で車両の前面に装着。バスのトランクは小さくて入らない。さてどうしよう。搭乗者は我々3名のみ。運転手に交渉して輪行3台を通路に並べることにして乗車。途中で4名乗車してきたが迷惑を掛けずに無事八幡浜駅前まで到着。ここまでは120点満点の旅であった。乗車するとき若い駅員からのクレームは冒頭に述べた。最後のもう一つ。松山駅で特急乗り継ぎ時間に売店で車内での最後の乾杯用ビールを買っているうちに列車が発射。松山駅に一人残したまま帰路につくことになってしまった。これも一つの余興!事故もなく無事に終了した打ち上げは2日後わが家でたっぷりやりました。
  

Posted by さぬき男介護友の会 at 09:47Comments(0)